『ウェブが創る新しい郷土:地域情報化のすすめ』
丸田一、2006、『ウェブが創る新しい郷土:地域情報化のすすめ』、講談社 (講談社現代新書)
積ん読していたので、テーマがテーマだけに、大変興味深く、本書で紹介されていることが新鮮さ保ち続ける、あるいは、展開していったかと思うのだが、どうなんだろう。私自身がかかわっていないからなんとも言えないけれど、少なくとも検索してみても、それほど状況は変わったとは言えないような気がするのだが。
主張として、家族や地域が崩壊しそれに替わる媒体として、SNSがありえて、さらには、団塊の世代の定年退職がこれを活性化する。そうありたいと思うけれど、著者のように、計画から設計へという具合にいっているのかどうか。
ブログジャーナリズムの文化による違いのようなものが出てきているようだから、地域SNSについても、国際比較(なんか、古匂いがする言葉だなあ)をしてみると面白いかもね。
「地域の計画」から「地域の設計」へ :http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060612/240625/
地域SNS研究会:http://www.glocom.ac.jp/project/chiiki-sns/
ウェブが創る新しい郷土 ~地域情報化のすすめ (講談社現代新書)
- 作者: 丸田一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/19
- メディア: 新書
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