Sig’s Book Diary

関心本の収集

讃岐うどん

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/b5c5fc52401580f16352b00b9373cc23
今日は、奈良の実家から帰ってきたのだが、東名阪の渋滞20キロにまきこまれた。前日にも書いたが、これは、構造上の問題だ。新名神と伊勢湾岸が接続している間の斜線を3車線にすれば、解消する。道路建設が優先し、どのようにすれば、効率的な運用なされるのか、はたして、考慮されたのか。とくに、何が環境問題なのか。せっかく順調に走行しても、渋滞であれば、当然、燃費は悪化する。
ついでながら、どうかと思うのは、高速道路を週末に走行距離に関わらず1000円にETC通行について割引するという処置だ。これもまた、どうだろう。自家用車の使用を増やしては何にもならないのではないか。環境問題の解決に焦点を当てるとすれば、公共交通機関の運賃割引がなによりの対策だろう。この結果、人々が公共交通を用いて行き交うことによる消費は、結果として、経済にも貢献するのではないか。高速道路の割引は、確かに、交通量を増やすのだが、いったいどのような経済貢献があるのだろうか。ETC装置の普及に貢献するという、非常にミクロな貢献と渋滞と自家用車の使用量の増加による環境汚染と化石燃料の浪費という結果に終わりはしないのか。
もっとも、自分の車で移動している私が、こんなことを言っても始まらないのであるが、しかし、政策の矛盾を指摘してもよかろう。環境問題と経済政策の転換を合致させるのは、高速道路の割引ではなく、公共交通機関の運賃の割引である。マスコミも、現象としての報道に終わり、同じ報道機関が、繰り返し環境問題についてキャンペーンを張っていることとの矛盾について、どうして報道がないのか、はなはだ疑問である。どうせ、自動車業界と土建業会のロビー活動を受けた、つまりは、自動車の利用を増やし、ひいては、購入させ、高速道路の建設請負を維持しようという業界の圧力に抵抗できない政界の実態を暴露したものといえよう。さらには、ETCの購入というところで電機業界が関与している。別に、政府批判ではなく、野党もこの件、そのように考えるのか?同類なのであろうか?。

さて、だからといって、ダイエットに走った訳ではないが、今夜は、冷蔵庫に依存した料理とは相成った。
讃岐うどん(先日、通販で仕入れた讃岐うどんの半生麺、好みとしては、はずれとは思うが、今回はそれをつかう。昆布と鰹出だしをとる。薄口醤油と日本史で味をつける。讃岐うどんをたっぷりの湯でゆでる。出汁に落とし込んだ卵を半熟に茹で、戻した塩蔵わかめとネギ小口切りとともに供する)