Sig’s Book Diary

関心本の収集

映画「幸せの1ページ」

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/6ae2624b0fbded956714fda0c045f5cd
今日は星ヶ丘三越映画劇場にジョディー・フォスターの映画「幸せの1ページ」を見に行った。
この映画は、昨年8月1日のオーストラリアへの機中で見たのだが、記載漏れ。日記にはその部分が残っていたので、以下に書いておく。

原題:Nim's Island (2008): http://www.imdb.com/title/tt0410377/
Nim はお父さんと二人で南太平洋の孤島に住んでいる。お父さんは自然科学者、National Geographyに投稿している。最小限の技術を使い、文明からの最小限の支援を受けつつ、自然にちかい生活を続けている二人である。こうした二人に、危機が訪れる。お父さんは新種のプランクトンの発見のために海に乗り出し、Nimは、島に残る事を選ぶ。突然の嵐、衛星電話をもっている二人の間で、連絡が取れなくなる。Nimはあこがれのフィクションの主人公、アレックス・ローバーが実在の人物と思っている。著者の名前と登場人物はおなじなのだ。Nim はメールを投げる。助けにきて!実は、男の名にみえるアレックスは、アレクサンドリアという女性なのだ。しかも、彼女はアゴラフォビア(広場恐怖症)。家から一歩もでてはいけない。しかし、彼女の前にフィクションの主人公のアレックスが現れて、彼女を無理やり外の世界に連れ出す。彼女は決断して、サンフランシスコから、Nimのすむ南太平洋に向かうのだ。
もちろん、ハッピーエンドが期待されるように、映画は、シナリオ通り進む。母のいないNim、妻のいないお父さん、アゴラフォビアを克服するアレクサンドリア、それぞれが、これまで欠損していた存在を埋めるかたちで大団円。映画は、こうでなくちゃ。アレックスことジョディー・フォスターの魅力は、これまでにない演技で、シリアスなジョディではない一面を知ることができる。