Sig’s Book Diary

関心本の収集

『空飛び猫』『帰ってきた空飛び猫』

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/606fd5fe58ba4214ce4901bf0f9c779f

アーシュラ・K. ル・グウィン、S.D. シンドラー、『空飛び猫』、講談社(講談社文庫)
アーシュラ・K. ル・グウィン、S.D. シンドラー、『帰ってきた空飛び猫』、講談社(講談社文庫)

ル=グウィンのファンタジー。羽の生えた子猫の冒険を描いた。村上春樹が訳しているが、まあ、それほど気にすることもなかろう。
主人公は4頭の羽の生えた子猫たちなのだが、彼らの生まれ育ったゴミ箱のまわりは、環境が悪くなり、母猫は彼らを追い出す。『帰ってきた・・・』の方では、彼らの町での居住環境の大きな変化が描かれるが、深読みすれば、環境問題が重要なテーマなのだけれど。

空飛び猫 (講談社文庫)

空飛び猫 (講談社文庫)

帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)

帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)