Sig’s Book Diary

関心本の収集

勝沼ぶどうの丘

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/15bac49843b05c2ea96d31b327a718e8

勝沼ぶどうの丘にいってきた。日本のワインは赤玉ポートワインのイメージがあって、今ひとつ飲んだ事がないのだが、最近、日本のワインがよくなってきた事は、Danchuなどで知ってはいた。今回、伊豆と山梨をドライブしたついでによってみる事にした。

甲府市に泊まったので、だいぶ東に戻る感じであったが、東に行くにつれて、ぶどう畑が広がってきた。とはいえ、ワイナリーでよくみるような一本立ちのブドウの木ではなく、ぶどう棚がすべてである。多分食用のそれ。
どこのワイナリーに行くのか見当もつかず、まずは、「勝沼ぶどうの丘」に言ってみる事にした。ここは、甲州市の施設で、ホテルやレストラン、ワインカーブ、売店などが設置されている。私は、あいにくドライバーなので、ワインカーブでのテスティングはできないのだが、家内にかわって味わってもらう事にして、助言に従っていろいろと買ってきた。とにかく、白ならドライなもの、赤なら重いものを選ぶように頼んだのだが、彼女は、酒には弱いのではあるが、私とつきあってきただけで、なかなか味のわかる舌になりつつある。

とはいえ、テイスティングができるのは、自ずと4000円以下のワインであるし、また、フルボディは少なく、赤よりも白がおく、辛口よりも甘口が多いように見受けられる。その点、ちょっとまだまだであるかとも思えるが、これは、ワイナリー側の問題もさりながら、顧客の好みの問題もあろう。
私がワインに目覚めたのは、80年代前半のオーストラリアで、当時は、むしろ白ばかりで赤はいただけない代物であった。それが、ずいぶんかわってきて、むしろ、赤の方がよいものが多い。とはいえ、重いものの方が品揃えが多く、まだまだではあるのだが。その経験からすると、日本のワインは、まさにオーストラリアの80年代の感じではあるか。あと、20年もすると、さらにおいしいワインができてこよう。それを期待して・・・。
もちろん、大枚払えばおいしいものが手に入るが、それでは、面白くはないではないか!

甲州市勝沼ぶどうの丘:http://www.budounooka.com/