Sig’s Book Diary

関心本の収集

今夜は絶食

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/12e040d9641a5d6eab623796dc9193e8

ゆうべ、パンフレットを見て、Coromandel半島の方に行こうと計画した。それほど時間がかからないようであった。
8時半に出て10時半には、Thamesという半島の根っこのところにある町に到着して、カフェで遅い朝食をとった。この町は、金鉱があったそうで、いまは、みんななにで生活しているのかと言うような町ではある。インフォメーションで聞いたら、いぜん、トヨタが工場を持っていて200人ほども雇用していたが、数年前からは、トヨタの中古車の再生をしていて、雇用は半減したのだそうだ。
このインフォメーションのお姉さんのお勧めで、半島の先近くのCoromandelに行くことにした。海岸べりの快適なワインディングロード。途中、これもお姉さんお勧めのSquare Kauriという巨木を見に行った。この半島の大半は、この大木で覆われていたらしいが、これまでにどんどん伐採されて、成熟したKauriの森は、ごくわずかしか残っていないようだ。

13時半まえに、Coromandelに到着、よさげな店を選んで、Green-edge Mussellのワイン蒸しを頼む。これがあとでまずいことになる。味はよかった。一ダースをぺろりと平らげた。
14時過ぎ、オークランドへの帰路につく。同じ道を引き返す。Thamesまでは快調だった。ちょうどそれを過ぎたあたりから、胃のあたりが不調になりぐるぐると音がし始め、腹が張ってきた。だんだんと不快な部分が下へさがってくる。一号線のモーターウェイに乗るころにはもう最悪で、いつ車を路肩に寄せて紙を持って走ろうかと言う感じになってきた。
行きに、途中何箇所かサービスエリアがあったのをおもいだして、そこまで何とかもたそうと思った。最初のサービスエリアのトイレにはいった。典型的な食あたりではあるが、熱は出ないので、以前にイクラ丼にあたったときのように、ウィルス性腸炎抗生物質を必要とするようなものでもなさそうだ。思いがけない菌がいて胃腸が受け付けず、ほうりだしたのだろう。たしかに、Mussellは危ない。昔どこかで食べたときにもあたったことがある。牡蠣よりも、むしろ、わたしは、こっちが危ないのかも。ともあれ、ことが終わって、車をひたすら走らせ、5時にはホテルに無事に戻ってきた。

19時になったが、晩飯を食べに出たものかどうか、いまひとつ踏ん切りがつかない。腹がへっているけれど、いまひとつの腹具合なのだ。しょうがないので、これは、一晩絶食するとするか。アルコール消毒をしたいところだけれど、ほんとうは。