Sig’s Book Diary

関心本の収集

Cnr. of Chancery & O'Connell Sts., Auckland, "Khao"

original:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/403d106949f478a010b12292078fedf3

今日は朝から、オークランドの北の方へドライブして来た。Waitangiを目指したのだが、片道約3時間であった。250キロ以上もあるので、これは、ニュージーランドの郊外の道路が100キロ制限であり、追い抜き車線が整備されているおかげであろう。また、車道のカーブではバンクが適切になされていて、たとえば、カーブごとに安全スピードが書かれているが、別にそれの40キロましでもまったく安全である。
また、オークランドから3−40キロほどは「モーターウェイ」とよぶ高速道路仕様ではあるが、これは面白みがなく、ニュージーランドのドライブの面白さは、なんと言っても、100キロ上限のワインディング・ロードであろうか。

ともあれ、いちど、1993年にWaitangiを訪問したことがあったのだが、その後知識もふえ、考えるところも増えたので、あらためて、興味深く眺めることができた。Waitangiとは、歴史の教科書では、イギリスに対する先住民マオリの屈服あるいは妥協と映るのだが、果たしてどうか。そもそも、正文副文の翻訳の正当性が問題になっているうえに、代表者に、調印をさせるといって、代表すると言う概念自体が、便宜的に運ばれたのであって、それが今に至って、翻訳の正当性に対する疑義についてとあいまって、問題となっている。
とはいえ、当時のニュージーランドがフランスによる圧力がかかっていたので、何とかしてイギリスが領有を正当化しなければならなかったと言う、当時の政治的な事情もあろう。このあたり、ヴィジター・センターでのビデオの説明は、後者によってやむをえなかったと言っているようで、正当性の問題については、なにも触れていない。

9時半に出発して、6時40分に帰ってきたが、さっそく、今回のたび二回目の洗濯をする。後一回数着洗濯しないと間に合わないようだ。シドニーもしくはブリスベーンで洗濯をするか?!

夕食は、乾燥機を回している間に、近くの、昨日ギネスを飲んだあたりのもう少し西に進んだところにある、タイを試すことにした。

Cnr. of Chancery & O'Connell Sts., Auckland, "Khao"
薄暗いシックなタイ料理レストランで、味もなかなかよし。とくにグリーンカレーなどは、煮込む必要がないほどに新鮮なほうがおいしいことがわかる。これは、コピーできそう。辛さもミディアムといったが、むしろ、マイルドすぎかもしれない。

エビのすり身のさつま揚げ
グリーンカレー