Sig’s Book Diary

関心本の収集

『宿命』

original: http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/c64835a632950c6dc210f22f7a245463
東野 圭吾、1993、『宿命』、講談社 (講談社文庫)

ロボトミー手術(?)をめぐる、病院と製薬会社、そして、主人公たちの複雑な人間関係を描く。心ならずも父の跡を継いで警察官となった勇作が、事件の真実(それは、父が追いかけていた昔の事件やその事件の当事者への自身への追慕をふくむ)を明らかにするうちに、さらに、複雑怪奇な過去を描き出すことになる。
東野の本は、寝本にするには刺激が強すぎて、眠りにくいというきらいがあるようだ。

宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)