Sig’s Book Diary

関心本の収集

「足立美術館」「八雲立つ風土記の丘展示学習館」ほか

original:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/bd7b6525d8c423c2d171e21a01220517

中部空港から、米子空港へ10時5分発の便で到着。レンタカーをして、宿泊地の松江に向かう。途中、以下をめぐった。いずれにしても、30年ぶりぐらいの松江なので、記憶がないし、町が変わっていて初めてに近い。

足立美術館
足立安康さんという、安来市出身の企業家が設立した個人美術館。しかし、そのコレクションや庭園で、全国に知られるようになり、この地方の観光名所となっている。横山大観などの日本画のコレクション、また、北大路魯山人河井寛次郎の陶器コレクションがある。個人がこれだけをコレクションし、景観も含めて整えたのは大変な苦労があったろうが、しかしそれにしても、金にあかせて集めたものだとしても、一見の価値あり。
この足立さん、どんな人だったのだろう。

足立美術館http://www.adachi-museum.or.jp/

八雲立つ風土記の丘展示学習館」
この七月にリニューアルしたそうで、とくに、出雲国府あたりのジオラマは、結構楽しむことができた。とくに、このあたり、知識がなかったので。
ジオラマなので鳥瞰することができるのだが、この建物の屋上が、展望台になっていて、惹かれて登って見た。しかし、残念なことに展望台では見晴らすことができない。
とりわけ、スサノオの歌は、出雲の国を愛でていて、その国を眺める視点がある。また、ジオラマも、この空間をよく説明ができている。すると、必要なことは、自分の目で、確かめて見るということではないか。とすれば、「鳥瞰」ばかりとはいえないにしても、人々の目をひらげることが、必要なのではないだろうか。そのような、展望台によって、さらにこの地に関する理解を深めることができるだろう。

八雲立つ風土記の丘展示学習館:
http://www.yakumotatu-fudokinooka.jp/index.html

神魂神社(かもすじんじゃ)」:
大社造りの神社で、その本殿は小さな規模だが、社伝によると新嘗祭などの行事も古式ゆたかに行われるらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%AD%82%E7%A5%9E%E7%A4%BE

「八重垣神社」
縁結びの神社で、池におみくじと小銭を浮かべて縁結びを祈るという池もある。

小泉八雲記念館」「小泉八雲旧居」「武家屋敷」「松江城天守閣」
大学院のころ、来たことがあるとおもうが、あまりに昔で、記憶になく。結構、楽しんで見物。小泉八雲の『日本の面影』を買った。