映画「K-20 怪人二十面相 伝」
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久しぶりに映画を見に行った。
怪人二十面相は、我々の世代としては、原作はともかくもテレビ(もしくは、ラジオ)の「少年探偵団」小林少年らの少年探偵団と明智小五郎探偵の敵役、怪盗「怪人二十面相」なのだけれど。
今回の映画は、どんでん返しで怪人二十面相の正体が明かされる。金城武扮する「遠藤平吉」はサーカスの曲芸師。かれは、怪人二十面相の嫌疑がかけられ、とらわれる。それをはらすために、訓練に励む。まるで、バットマンやスパイダーマンもどきのスタントで、高い建物ものともせず、飛び回る。太平洋戦争のなかった世界の東京は、階級制度が厳しい、まるで、バットマンのゴッサムシティのような警官である。
今回の隠されたもうひとりの主人公はテスラである。まあ、かれが、映画のような世界支配を可能にする兵器を開発したかどうかは別にして、現在の交流電力システムを考案したことは確かで、エジソン(直流電力システムを事業化)と並ぶ天才であったことは確かである。映画ではテスラのシステムの謎を巡って物語は展開する。
ネタバレなので面白かったところがかけないのがざんねんであるが、結構楽しかった。
映画「K-20 怪人二十面相 伝」公式ホームページ:http://www.k-20.jp/