Sig’s Book Diary

関心本の収集

MacBookのHDD換装の顛末

original: http://sigs-view.blogspot.com/2009/01/macbookhdd.html
先週日曜、自宅でMacBook(Intel Core 2 Duo, 2 GHz, MacOSX Leopard10.5.6)が何の予兆もなく死亡。使っていたアプリケーションがフリーズしたので、再起動をかけたが、二度とよみがえらなかった。

何度か再起動をかけ、システムディスクで立ち上げ(Cを押しながら起動)、システムにオーバーライトしようとしたが、DiskUtilityにディスクに問題ありとのリポートで、うまくいかなかった。AppleStoreのコンシェルジェに予約をして、名古屋栄の店舗に出かけたが、やはり、HDDが壊れているようだとの診断。そのまま、依頼しようかと思ったのだが、HDDにちょっと重要なデータがあるので交換したHDDを返してもらって自分で破壊したいと申し出た。ところが、AppleではHDDをアメリカに送って、調査をすることになっているという。いろいろお願いしてみたが、合意点はなく、結局は、それではまずかろうというので、引き取ってきた。

帰宅して、Amaozon.Comで換装可能なHDDをチェックしてみると「WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 320GB 8MB WD3200BEVT」が消費税込みで8100円ほどでリストされていたので発注した。また、HDDの取り外しに必要となるT8ゲージのトルクルドライバーが必要とのことで、再び使うこともあるかと「折りたたみ式トルクスレンチ 12632(TF8S)」(消費税込みで約3100円)も購入した。それで、今日、二つとも届いたので、換装してみた。

以前はともかく、最近のMacBookは簡単だとAppleStoreの担当者に聞いていたので心安らかに作業を進めることができた。
1:まずバッテリーを外す。
2:メモリとHDDを格納する場所を隠すL字の金具をプラスドライバで外す。
3:紙製?のフラップを引くと、HDDが簡単に出てくる。
4:取り付け金具がT8で取り付けられているので外す。
5:用意したHDDでリプレースする。
6:以上の手順を逆にして戻す。
思いのほか簡単で、HDDのサイズも倍増したMacBookが復活した。あとは、システムや必要なソフトをインストールするだけ。

今回の事故は、全く予兆がなかったので、ちょっと困った。今までのHDDのトラブルは異音があったりして、それなりの準備ができたのだが、今回は、全くできなかった。実は、取り外したHDDからのデータのサルベージも期待したのだが、これは、全くだめだった。ちょっとショック。たぶん、これまでバックアップしていたのだろうと思うことにする。取り外したHDDをチェックしたが、全く認識できなかったし、異音もしていたので、これは、あと、物理的にディスクを破壊する以外に方法はなかろう。