Sig’s Book Diary

関心本の収集

Geeklogをインストールしてみた

original: http://sigs-view.blogspot.com/2006/12/geeklog_23.html

自分で管理しているサーバの一つにGeeklogをためしにインストールしてみた。
Geeklogは、いわゆるCMS(Contents Management System)のひとつで、セキュリティが高く携帯電話からのアクセスにも対応できる。実は、Xoopsを使っていたのだが、携帯電話との親和性がいまひとつ(はっきり言って、面倒)で、それで、何かないか調べたら、Geeklogに出会った次第。

とはいえ、すんなりと行くわけではなかった。まず、自前のサーバ(MySQLおよびPHPがサービスされていて、自分の領域にインストールするということ)に、ダウンロードしたファイルを展開して、ウェブサイトを参考にしてインストールを始めた。まずは、こちらの知識の不足もあって、UTF-8でインストールすべしと言うのがわからない。ままよと、開始したのだが、何よりてこずったのが、サービスされているファイルの書き込み属性である。

第一回目のインストールでは、これで行き詰って進まず、もう一度、ファイルの展開から再開するはめになった。一回目、どこがまずかったのか、結局よくわからなかったけれど、こんどは、意外にすんなりとcheck.phpによる属性チェックをパスして、install.phpでインストール。これまた、さほどトラブルなし。
ところが、ここからが、結構難儀。マニュアルに書かれている書き込み属性のデータだけでは情報不足で属性定義がわからない。それで、ちょっと権限与えすぎとおもいつつも、マニュアルの指示の多くがそうであるように「chmod -R 775」にする。しかし、自分のやった属性定義に漏れがあって、いろんなファンクションをすべて触ってみることにする。結構、属性の変更が必要になる。まあ、そのような指示があれば、属性を変更すればいいので、迷うことはないのだが。

ただ、最初のインストラクションを見ると、EUCのサーバであるのでconfig.phpEUCを選択できるようである。それで、EUCを選択するようにスイッチすると、まずは、ヘッダ・フッダなどが文字化け。それで、もういちど、UTF-8にスイッチしてやり直すと別のところが文字化け。これはゼロからやり直すべきだったが、構造をついでに理解しようと、自分で触ることに決めて、しらみつぶしに作業をすすめた。

ところが、今度は、原因不明なトラブルが判明。不特定多数(というしかないが)のファイル拡張子が奇妙な書き加えがされていて(たとえば.thtmlであるはずが.thtmllllなどと)、当然のことながら、プログラムが要求するファイル名が存在しないとのエラーで停止。そのたびに、修正。こちらのインストールのせいだと思われるが、なんとも出くわしたことのないトラブル。
こちらのせいでないとすると、文字コードのいたずらか?おそらく、UTF-8でプログラムが作成保存されているのだが、何かの弾みで別のPCあるいはサーバを経由して保存されたため、あるいは、こちらの解凍したマシンの文字コードの問題(マシンはMacOS10.4)、サーバの問題(このサーバはEUC)など、問題が輻輳した可能性がある。ともあれ、こちらも、しらみつぶし。

ともかくも、携帯でもみることができたのだが、スキンがいまひとつで、携帯との連携のほか、フォーラムなどの制御がよくわからない。しばらくは、修正やテーマの変更にエネルギーを使うことになるか・・・。ためしにやるつもりが、結構手間取ってしまった。

Geeklog Japan:http://geeklog.jp