Sig’s Book Diary

関心本の収集

小田和正 58歳を歌う

布団に入る前にNHKを見ていたら標題の番組に出くわした。自分は58歳ではないけれど、もう少しでその年齢に手が届く。気分的にも歌の上でも小田和正と同時代を生きてきたといえるだろう。数年前、小田和正のベストアルバムを買ってオフコースとは違うセルフカバーの「自己ベスト」を聞いて、懐かしく感じた。アマゾンでのファンの評価はむしろ「酷評」なのだけれど、200万枚も売れているというのだからやはりもう少し、評価を上げてもいいかと思う。酷評のファンは、今夜の番組をみても同じような評価なのか。ちょっと聞いてみたい。
番組の中で小田の言葉として紹介されていたが、「58歳になって自分がいることは若いころには思いもしなかった」という。そして、小田の場合は、「今も歌っている自分」と誰のために歌ったのでもなくファンのことなんか考えずに歌っていたかつての自分。しかし、今になって共感してくれる多くの同世代のファンを改めて発見したのだろう。
この前、カラオケスナックで小田和正の歌を歌ったらのどが痛くなって、ちょっとの間つらかった。50歳半ばの自分は信じられない。若いころは歌えた気がする。しかし、ひたすら懐かしい。

自己ベスト

自己ベスト